リリー・クラウス、パウル=バドゥラ・スコダ、アルフレード・ブレンデルの孫弟子で あり、音楽の都 オーストリアで研鑽を積んだピアニスト。2014年モロッコ王妃国 際ピアノコンクール エクセレンス部門審査員満場一致の優勝(モロッコ)、2015年第 2回ギャニー国際ピアノコンクール第 3 位(フランス),アイローラ・プレミオ・モスカー ト国際コンクール第 2 位(イタリア)。 ソリストとしてザルツブルク、ウィーン、ゲラス、ベルリン、ワイマール、エッセン、 パリなど欧州各国で演奏活動を行う。2014年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦 楽団ミヒャエル・シェーンヴァント指揮による定期公演にて、リヒャルト・シュトラウ ス「町人貴族」のピアノパートを演奏。2016年オーストリアのラフニッツ室内楽フ ェスティバルにて、ライナー・ホーネック氏(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コ ンサートマスター )、師であるクリストファー・ヒンターフーバー氏と共演。2019 年 9 月東工大コンサートシリーズにて、ワルター・アウアー氏(ウィーン・フィルハー モニー管弦楽団首席フルート奏者)と共演し、好評を博す。 オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学学士過程、ウィーン国立音 楽大学修士課程を共に審査員満場一致の最優秀で卒業。これまでに有賀和子、岡本卓 子、 岡本美智子、クラウディウス・タンスキ、クリストファー・ヒンターフーバー各氏に師 事。 現在は東京を拠点として演奏活動をする傍ら、後進の指導にも力を入れている。本人に よる曲目解説を交えたリサイタルシリーズは大変好評を博し、また、「音楽家と聴衆の 垣根ない空間作り」をテーマに FRIDAY PIANO NIGHT at KIRA Hall シリーズを東京 恵比寿にて定期的に開催。 ヨーロッパ音楽の真髄受け継ぎつつも、新しいクラシック音楽の在り方を探求するピア ニストである。